ゴルファーがタイを目指す本当の理由とは~海外ゴルフ初心者にもおすすめしたいタイゴルフスポット5選~

羽田から約7時間のフライトを経て、バンコクのスワンナプーム国際空港に降り立った。むわっとした生暖かい空気がカラダを包み込んだ瞬間、自然と心が弾むのを感じる。ターンテーブルへ次々と吐き出されるキャディバッグを、うれしそうにピックアップするゴルファーたちを眺めながら、なぜゴルファーがこぞってタイを目指すのかを考えてみた。

Photo and Text by Yasuko Mukai


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01. 寝ても覚めてもゴルフな人へ。最高の贅沢を満喫できるゴルフリゾート 2

部屋に入り、カーテンを開くと青々としたコースの景観が目に飛び込んできた。いてもたってもいられず、荷物からゴルフウェアを取り出し、到着したその足で1番ホールに直行 3

まずはフライトで固まったカラダをストレッチ。9ホールをのんびりラウンドすれば、適度な運動になり翌朝は快適に目覚めることができる 4

翌朝は小鳥のさえずりで目を覚まし、朝食を楽しんでからのラウンドがオススメだ。ビュッフェでは種類が多すぎて、メニューを決められない贅沢な悩みに直面するが、この日は米粉の細麺を使ったタイヌードルをチョイス

バンコクのエキサイティングなナイトライフも捨てがたいが、せっかくの休暇をのんびり優雅に過ごしてみてはいかがだろう。

ル・メリディアン・スワンナプーム バンコクゴルフリゾート&スパ/LE MERIDIEN SUVARNABHUMI, BANGKOK GOLF RESORT & SPA

グランドデラックスルーム1泊12,300円~、グリーンフィー(平日6,000円、週末9,000円、ナイター平日3,600円、ナイター週末3,000円)、カート(2,100円)、キャディ(1,050円) 5

部屋のデザインはシンプル&スタイリッシュ

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手足を思いっきり伸ばせる大容量のバスタブでフライトの疲れを癒そう

7スワンナプーム空港周辺エリア唯一の5つ星ホテル。緑豊かな環境の中にある洗練されたリゾートで、バンコク市内からクルマで約30分のアクセス。併設する「サミットウィンドミルゴルフクラブ」は、ナイター施設完備で深夜0時までプレーが可能だから、時間を有意義に使うことができる


2. 飾らない、素朴なローカルさが魅力。見た目以上の戦略性にタイの奥深さを知る8

シンプルで広々としたクラブハウスに入ると、「こんなに暑いのにゴルフをするなんて、よっぽどだね―」と、猫が呆れながら出迎えてくれた
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フラットなコースで華やかさはないが、池やバンカーの配置、グリーンのアンジュレーション、スピード、コンパクションに至るまで細かく整備されていて、心ゆくまでタイのゴルフを堪能できる

飽きのこない戦略性に富んだコースをリーズナブルな料金で楽しめる人気コース。バンコク市内からクルマで約50分で、日中の暑さを避けたいゴルファーのためにナイターが完備されているため、思い立ったら気軽に訪れてみてはいかがだろう。

ラチャラムゴルフクラブ&リゾート/RACHAKRAM GOLF CLUB & RESORT

グリーンフィー(平日3,000円、週末6,300円、ナイター3,000円)、カート(1,800円)、キャディ(900円) 10

ローカルなタイ料理から日本料理まで、充実したレストランメニューも評価が高い。タイ名物「魚の浮き袋炒め」は見た目ほど辛くなく、うま味がギュっと詰まっている 11

マストオーダーの「手羽先の素揚げ」。ビールと一緒ならいくらでも食べられる


03. 東南アジアを代表する最高傑作。自然が織りなす美しい景観に包まれて優雅なゴルフを

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エントランスを抜けると池に囲まれた吹き抜けのロビーに、シンプルなテーブルとチェアが目に入った。腰をかけた途端に置いてある理由がすぐにわかった。「まずは景色が一番素晴らしい場所から、ゴルフ場を眺め感じて欲しい――」。通常の36ホール分の広大な敷地にゆったりとたたずむ、誰しもが思い描く理想のゴルフ場がここにある。夢を完璧に現実のものとした創設者ピタック氏の情熱に感服せずにはいられない。

特筆すべきは、18ホールで一つとして似たような印象を受けない、工夫に富み、独創的なコースデザインだ。完全メンバーシップ制で、メンバー同伴のみプレー可能。あらゆる知人のツテを使ってプレーする価値のあるコースだ。

アヨダヤリンクス/AYODHYA LINKS 13

バンコク市内からクルマで約60分。オーストラリアのレジェンド、ピーター・トムソン設計で、2015年米国ゴルフマガジン誌の「世界の名コース100選」で、東南アジアで初めて76位にランクインした。農薬や化学薬品を一切使用せず、自然環境保護と真剣に向き合ったメンテナンスで、コース内では数多くの野鳥や自然の植物と触れ合うことができる。ゴルファーが快適にプレーできるよう、平日は10組、週末でも最大20組に限定されている。 14

ゴルフ場のランチの定番「パッタイ」。プリップリの大きなエビがたくさん入ったリッチな味わい


04. ゴルファーに必要なすべてがここにある。合宿で納得がいくまでゴルフ漬けの毎日を

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すべてはゴルフ中心に物事を考えたい、そんなシンプルなマインドのゴルファーにピッタリ。メンテナンスの行き届いた、飽きのこない27ホールを心行くまで堪能した後は、タイや日本料理メニューが充実したレストランでゴルフ談義をしながら食事を楽しもう。旅行にまできて、ホテルとゴルフ場の往復で2~3時間を無駄にしたくない人は、ここに好きなだけ滞在するといい。 16

タイのゴルフ場でしばしば目にする「CALL HOLE」のサイン。グリーンに乗ったら速やかに後続の組を打たせるのがスマート

ユニランドゴルフ&リゾート/UNILAND GOLF & RESORT 17 18

バンコクから車で約90分。1996年に18ホールをオープンし、2005年に新しい9ホールとホテルが完成した。バラエティーに富んだレイアウトの27ホールに加え、モダンなデザインのホテル、プール、レストラン、コンペルーム、カラオケ、フィットネススパ、会議室を完備。スイートルーム3部屋、スーペリアルーム62部屋、合計65部屋を有する、ゴルファーのどんなニーズにも応える滞在型ゴルフリゾート。ジュニア、レッスンプロ、プロゴルファーなど様々なゴルファーに向けた合宿プランを展開中。

スイートルーム14,400円~、スーペリアルーム8,640円~、グリーンフィー(平日6,000円、週末9,000円)、カート(1,800円)、キャディ(900円)


05. オープンが待ちきれない!ピカピカのチャンピオンコースに潜入 19

アマタスプリングカントリークラブ、サイアムカントリークラブプランテーションコース、チェンマイハイランズゴルフ&スパリゾートなどの名だたるコースを手掛けたシュミット・カーリー・デザイン社設計のコースが、バンコク市内からクルマで約45分、ラチャラムゴルフクラブ&リゾートの隣に近日オープン予定と聞いて駆けつけてみた。

コースの特徴は大きなグリーンで、パインハーストNo.2と同じ「チャンピオンドワーフ(champion dwarf)」というバミューダ芝の品種を採用。ベントグラスに匹敵するパッティングクオリティーの実現を目指している。 20

ロイヤルバンパインゴルフクラブ/ROYAL BANG Pa-In GOLF CLUB

グリーンフィー(平日12,000円~、週末15,000円~)、カート2,400円、キャディ1,500円
※参考価格 21

円柱状のモダンなデザインが印象的なクラブハウス

タイが多くのゴルファーを惹きつける理由、それは「多様性」に富んだ魅力的なスポットが数多く存在することだと思う。同時に、様々な違う文化を積極的に取り入れ、包み込むことでタイの魅力はどんどん進化し続けている。また次にタイに帰ってきたときに、どんな驚きが待っているのか、今から楽しみでならない。

※表示した金額は、2016年5月1日現在のものです。タイバーツ=約3円

Photo and Text by Yasuko Mukai

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